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独極・QRコード担当の「あじな」です。
今日のテーマは「機能パターン」の中の「タイミングパターン」を解説します。
今回の解説からちょっとずつ複雑になってきますよ
「タイミングパターン」は、
このパターンはQRコードの上のほうにあるもの(上辺のパターン)と、QRコードの左側にあるもの(左辺のパターン)の2つがあります
上辺のパターンは上から6番目、左から9番目をスタート(黒)として、左にまっすぐ右上の位置検出パターンにぶつかるまで続けます。
セルの数は、QRコードの大きさによって異なります。
つまり、
左辺のタイミングパターンは、左から6番目、上から9番目をスタート(黒)として、下にまっすぐ、左下の位置検出パターンにぶつかるまで続けます。
こちらのセルの数も、
そのため、タイミングパターン全部では(QRコードの1辺のセルの数-16)×2のセルが使われることになります。
さぁ、次回は「機能パターン」の最後、「位置合わせパターン」です。
独極・QRコード担当の「あじな」です。
今日のテーマは「機能パターン」の中の「タイミングパターン」を解説します。
今回の解説からちょっとずつ複雑になってきますよ
これまでの復習 [表示する]
- QRコードは株式会社デンソーが作ったもので、スマホや携帯で読み取れる
- QRコードは「小さな白と黒の四角でできている」「多少汚れても大丈夫」という特徴がある
- QRコードは「機能パターン」と「符号化領域」で出来上がっている
- 「機能パターン」は、「クワイエットゾーン」「位置検出パターン」「位置検出パターンの分離パターン」「タイミングパターン」「位置合わせパターン」の5種類
- 「符号化領域」は「形式情報」「型番情報」「データ領域」の3種類
タイミングパターン
ちょっとわかりづらいパターンです。「タイミングパターン」は、
白・黒・白・黒と交互にセルを並べることにより、セルの大きさを知らせる手がかり
を作ります。このパターンはQRコードの上のほうにあるもの(上辺のパターン)と、QRコードの左側にあるもの(左辺のパターン)の2つがあります
上辺のパターンは上から6番目、左から9番目をスタート(黒)として、左にまっすぐ右上の位置検出パターンにぶつかるまで続けます。
セルの数は、QRコードの大きさによって異なります。
後で説明するのですが、QRコードにはバージョンが1・0まであり、それぞれ1辺のセルの数が異なります。
だから、上の辺のタイミングパターンは、QRコードの1辺のセルの数から両側の位置検出パターンの幅を除いたものになります。つまり、
「QRコードの1辺のセルの数-16」
になります。左辺のタイミングパターンは、左から6番目、上から9番目をスタート(黒)として、下にまっすぐ、左下の位置検出パターンにぶつかるまで続けます。
こちらのセルの数も、
「QRコードの1辺のセルの数-16」
になります。そのため、タイミングパターン全部では(QRコードの1辺のセルの数-16)×2のセルが使われることになります。
さぁ、次回は「機能パターン」の最後、「位置合わせパターン」です。